個展の成功の仕方(1)

まぁ、何を持って成功というのかわからんが(笑)、
画家とかギャラリーとか長年やってて、そりゃあもう、
いろんなスタイルの画家さんもみてきたし、
たくさんの数の個展も観てきたうえでのそれなりの所感はある。。

こんなタイトルの話しを書こうとしながら、じつは
あまり頭の中はきちんと整理できてなく(笑)、まぁとりとめのない
話しになるかわからんけど、なんとなく書いてみたくなったので
書きます(笑)。そのうち、ちゃんと話しをまとめて本のカタチにして
出すかもしれません^^

まず、画家や立体作品の美術家としての作家活動をしている人に
とって、ごく一部をのぞき、そうそう年に何回も個展できるもの
ではない。。せいぜい、1回とか2回という人が大半だ。。

まぁ、世界にごまんといる美術家やギャラリストのなかで
自分ごときがあれこれ言うのもおこがましい気はするが、
対象としては、これからの作家さんおよび、作家活動をして
いきたいなぁと思ってる人に、なんらかのアドバイスにでもなればって
感じで書き進めていきたいと思う。。

で、仮にですが、年に1回の個展をするとして、、
ただ1年間やみくもに絵だけ描いて、そんでもって、
どこかのレンタルギャラリーでも借りて、ポ〜ンとやったところで、
まず天才でもない限りそれなりの成功はのぞめない。。
レンタルで貸してくれるところは銀座でも青山でもいくらでもあるけど、
そして、それなりにいい立地や1階だっりすると、けっこう普通に、
搬入搬出入れて1週間20〜30万のとこなんてザラである。。
でもって、2〜30万売れるんかいな?というとそうそうそんなに
売れるもんではなく、多くの新人作家は赤字発表会となるわけです。。
まぁ、かりに5万6万で借りれるところでも・・
(あ、うちも、年に1〜2回だけ、たまたま空いてる期間を貸すことあるけど、
ちなみに搬入日いれて6日間、6万円です。安いなウチ♪(笑))
でも、それでも利益6万出すって、そんな簡単なことじゃないはず。。
とくに新人の方は。。
それなりに有名な作家さんであればいいけど、そうじゃない場合は
ほんとそんな感じ。。

で、いろんな人を見てきて、まず、簡単なところから話すと・・、
たとえば、年1回だけ、個展のみしてる人と、
個展以外の月は必ずグループ展なり公募展なり、デザフェスやGEISAIなり、
そんな感じで、あちこちで何らかのカタチで作品出してる人の
年1回の個展では、たいていその盛況ぶりが違う。。

グループ展でたとえば20人の作家が1点ずつ出すにしても、
1人あたりの、その作家さんの絵に興味ある人が3人ずつくるだけでも
期間中60人は来てくれるわけです。100人展で、作家1人あたり
1人お客さんきてくれるだけでも、100人の人には作品を見てもらえる
わけです。実際はもっと見てくれる。。
で、そういう一つの複数展で、いろんなお客さんがきて、
かりにそのとき別に買ったりしてもらえなくても、
自分の絵に興味持ってくれた人が1人2人いるとする。。
(これが1人なのか5人になるかはその人の実力にもよるのだろうけど)
年に5回、どこかでグループ展して、その都度そうやって自分の絵のファンを
作っていってる人が個展するのと、普段とくにたいして作品発表活動
してないけど、けっこう作品いっぱいできたから、個展でもやろうか・・では
その結果が違ってきて当然。。。

もし、年間7回グループ展に参加して、その都度、自分の絵のファンを
3〜4人増やせれば、それだけで自分の絵のファン20人は
個展に来てくれる可能性があるというか。。
ちなみに、よくあることなのだけど、ぶっちゃけでいけば、
グループ展のちょとした醍醐味でもあるのだけど、
Aさんという出品作家の紹介でAさんのを展示会に見きてくれたお客さんが、
そこでたまたまBさんという作家の作品を気に入って、Bさんのを買っていく
というのは、まぁそれなりによくある話し(笑)。
なんで、そういう複合力で、いろんなお客さんも来て、
新たな自分の作品のファンを増やしてゆけることもままあるわけです。。
そんときの売れた売れないの表面的な数字だけでアップダウンせず、かならず、
継続は力なりで、地道にやり続けてると、いい意味での
塵も積もれば山となるという日がくるわけです。。。

あと、それから告知活動だけど。。。
たとえば、いざ個展するとなって、そんときだけ、ブログやSNS
だけdmを載せても、まずあんまり効果はないでしょう。。
よほど、人気ブログ、人気SNSでもなければ。。
有名作家ならば、こぞっていろんなメディアが紹介や記事にして
くれるかもわからんけど、普通はそうじゃない。。
なので、日々、ネットでも、制作記やその他いろいろ、
多くの人とマメに繋がってる人と、
「人間関係なんて、煩わしい。。そんな時間あったら制作する。
絵描きは絵を描いていればいいのだ〜」と頭のかたい頑固オヤジみたいなこと
いってる人とでは、やはり盛況さが、たいていの場合、ぜんぜん違う。
もちろん、前者のほうがいろんな人見に来てくれるし、場合によっては
知人、友人、家族などとともに来てくれることだってある。。

まぁ、たくさん売れる売れないは別としても、
せっかくの年1度や2度の個展、その晴れ舞台が、閑古鳥泣いているよりも、
多くの人が見に来てくれるほうが、絵の描いてきてる甲斐があるというもの。
絵は見てくれる鑑賞者がいて成り立つ。。
誰もこなくていい、絵も見せなくていい、っていうんでは、
そもそも個展などやる必要がないし、自分の部屋にただ並べてるだけでじゅうぶんだ。。
やはりせっかくやる以上は、多くの人にみてもらってなんぼである。。

で、その個展のときにかぎらず、グループ展のときでも、
一生懸命、告知も頑張ってる人のほうが
たいてい売れるケースも多い。
そういうのをこれまでみてきて、
このネットでの告知活動もまったく馬鹿にできない。。
というか今は紙媒体より、ネットのほうがぜんぜん即戦力があったりする。。
それに、お客さんがたまたま気に入った絵が2枚かりにあったとして、
どちらの作品も同じくらいの価格帯で、
一つは水しらずの人の絵、一つはよく知ってる作家さんの絵なら
決まって、よく知ってる人の絵のほうが断然売れやすい。。
そういう点でも、普段から、制作もしながら、人との交流も活発にしてる人
のほうが、多くの場合、結果が出やすい。。

実際のところ、こうした結果に関しては、たんに絵のレベルだけで
100%その結果が比例していくわけではなく、
これまで述べてきたような様々な要因も必ず大きく影響してくるのである。。

・・・・と、調子こいて語ってたら、けっこうな文章量になってきたので、
ここらへんでやめておきます。。

また近いうち、気が向いたら、あれこれ書きます。。
ではまた・・・(続く)笑

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中