来年夏に公開の映画、美術協力での作家紹介。

 まだ、正式には映画タイトルは便宜上伏せておきますが、

来年夏、全国ロードショーの映画で、劇中での使用作品
(絵画28作品)、無事入稿しました。基本、特に問題
ない限り、シーンのなかで作品画像が出て来る予定です。
映画自体はまだ製作中なのですが。
今回、美術協力いただいた15名の作家様のご紹介と
とともに、この場を借りてお礼申し上げます。
(ご協力ありがとうございました♪)
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(敬称略・順不同)
梵寿綱(抽象画)/KATSU.AOE(風景画・抽象画)
松江利恵(風景画)/満田博久(風景画)
Runa Ikeda(抽象画)/YUKI CORMIER(抽象画)
建部弥希(抽象画)/田坂仁志(抽象画)
山田良美(抽象画)/小林るみ(抽象画)
日南田淳子(抽象画)/谷林めぐみ(抽象画)
前川雅幸(抽象画)/万岡紘子(抽象画)
小原聖史(風景画・抽象画)

TVドラマ撮影後。。。

撮影後、女優さんがドアの前で店のなかを
覗き込んでいたので、「どうぞ、よかったら
見てもらっていいですよ〜」と声をかけ、
店内へ。アンティークのほうと、画廊のほう、
両方見てもらった。ほんの少し、歓談。。
で何度かTVで拝見して、顔は知ってたのだが、
じつは名前を知らなく・・^^;、最後に
「あの〜、名前、なんでしったけ?」って
失礼なこと聞いてしまった(笑)。
「小野真弓です、よろしくお願いします^^」
とおじぎされた。とても感じのいい、自然体で
気さくな女優さんでした。。
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TVドラマ撮影協力。

img_7313img_7316本日、お店の前(アンティークショップの窓の前)でドラマ撮影。。
ウィンドーに自分の絵でも飾りつけしとこうかな(笑)。
急遽、女優の着替えに、店内を使わせてほしい(もちろん有料)

とか言われたけど、海外前日のこんな忙しい日にいきなり言われても
無理。。開店もしてるし。トイレで着替えてもらうことにした^^;

まだ、コンプライアンス上、ドラマ名など明かせないけど
2017春から放映の三池嵩史監督のTVドラマ。

 

(業務紹介)やってること、いろいろ。

(ギャラリストとして)
・自身の運営する「ドラードギャラリー」にて、
年間、企画展中心にさまざまな展示会開催。
・様々な作家特集をしている月刊アートワークスや
の企画画集の制作
・作家さんからご依頼のポストカードセットや
画集の依頼制作
・年に一度のペースで、世界各国での国際展の
キュレーション。
・たまに、テレビ・映画などの美術協力
・なんどか、美術雑誌に美術エッセイの寄稿文や
挿絵担当。
・不定期で、年に数回、画塾の運営
・公募団体での特別審査委員
・たまに、美術品の修復。
・たまに、肖像画などの依頼制作。

(画家としての活動)
毎年一度の個展、ほぼ毎月のグループ展参加、
たまに二人展や三人展。あと年1の国際展。
たまに他のギャラリーや美術団体の招待出品。

(アートショップ)
・美術書(新刊/古書)の販売。
・美術関連古書の買い取り
・自分の絵と、主にギャラリー所蔵作品の常設展示。

(アンティークショップ)
・おもにアンティーク時計の販売
・その他、古美術品&アンティーク雑貨の販売
・アンティークや美術品の鑑定。
(過去に鑑定番組の鑑定協力なども)
・アンティーク品の買い取り
・時計雑誌の取材協力や寄稿。
・機械式時計の各種修理
・こちらでもたまに写真集撮影、ドラマ撮影などの協力。
一度、撮影協力依頼にきたプロデューサーさんに頼まれ、
ドキュメンタリー番組の中の再現フィルムで、登場人物
になったことがある(笑)。

(ボブディランは好きだけどそれはそれとして)

 ROCKの歌詞がノーベル文学賞ということで、

今後は歌の歌詞まで文学の対象となっていけば、
小説家をはじめとする文筆家は、ますます
狭き門となるかも。そもそも、絵の世界なんて
カテゴリーすらない(笑)。もうノーベル芸術賞って
名前を変更して、絵画も入れてくれないかな(笑)
でもまだ小説家は、たとえば日本国内でも、芥川賞や
直木賞など、受賞すれば一躍テレビニュースになるよう
な賞があるが、絵画って、ほんとそういうのないな。。
国内の権威あるメジャーな団体展で大賞とっても、
別にニュースにもならないし、世界にその名が広がること
もない。国際的なものでは、美術のオリンピックなどと
言われるヴェネチアンビエンナーレの金獅子賞があるが、
あれも現代アートの世界となってて、別に東山魁夷や
横山大観みたいな絵がかけても、その世界には出れない
(たぶん)し、こういう世界的な賞の対象とはならない
だろう。。他の分野に比べ、絵って、世界にとってまだ
そんな存在なんかなと思う。まぁ世界中の画家が、誰も
こういう賞のためなどに絵を描いてるわけでないけど、
日本にも世界にもすごい才能の人はたくさんいて、
他の芸術世界ではこうしてノーベル賞やアカデミー賞や
グラミー賞や芥川賞だと賑やかなのに・・っていう意味で、
アートの世界ってちょっぴり寂しいね(笑)

<鏡の国のアリス達>展より。

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好評開催中の宝塚大学・造形学部における
講師混同<鏡の国のアリス達>展。
画像はすでにご売約の北見隆先生の作品。
(売れ残ったら、個人的に欲しかった^^;)
普通、絵画って、文字を入れると、視覚的に
文字や文章は、なんというか左脳的にみてしまう
面があり、絵は右脳的にとらえるので、
絵画は、あまり文字を入れることがない。。
ポスターぽくなったりするし。。でも、こういう
ヨーロッパの古い蔵書のようなモチーフとしての
作品になると、いわゆるそうした違和感はまっなく
目に映り、美術作品として、とても魅力あるものに
なっている。。。と、そんな感想を抱きました。。
それにしても、先生の作品は、技量だけでなく、
いつも美意識やセンスというものが作品のすみずみに
感じとられ、いつも感心する。。

画廊とキャプション

ギャラリー巡りしていて思ったこと。
店によって、いろんな見せ方があるのだろうけど、
キャプションに値段を記載してない店があった。
たぶん、店の人に言えば、価格リストを渡される
のだろうけど、買うかどうかもわからないもの、
なかなか聞けない。それに、実はすごく高くて、
さらには、それをきっかけにもしセールスされてもなぁ、
という懸念もできてしまう。個人的には、好きな
スタイルではない。また、他の店で、そこには作家さん
しかいなかったがキャプションそのものがなかった。
なので、値段だけでなく、タイトルから使用画材から
すべてわからない。余計なイメージをつけたくない、
絵をそのままで見てほしいという意図があるのだろうけど、
たとえば、ひとつひとつ作家さんに作品について、
わざわざ聞けない場合でも、タイトルひとつで、
作家さんがどういう想いで描いたかよりわかる
きっかけにもなることも多々あるし、実際、タイトルが
あってもさらにイメージが自分なりに広がるものは
広がる。。タイトルも何もなくても、広がらないものは
広がらない。そこでは、しばし眺めてると、声かけられ、
作品リストを渡されたが、それならば、最初から
キャプションあったほうがよくなくないかぁ〜など
と思った。照らしあわせるのが面倒でもある。。
べつに、その気になれば、鑑賞者のほうで、キャプション
見ずに、作品だけをとりあえず見ることだってできる
わけだし。。まぁ、私はそんな風に思う。
というか、価格を見せるというのは、そんなに
イヤラシイものなのかなとも思う。画家が画廊で
作品を並べることは、美術館のそれとは違い、
そもそも販売行為でもあるわけで。。。
(ともあれ、あくまで個人的な感想です。)